[VBA]セルに入力された文字を装飾する方法

2020年3月29日

VBAのプログラムを作成し、セルに文字を出力した後に文字の装飾を変えたいことがあります。
文字の装飾を変えることで視覚的にわかりやすいExcelの出力になり、完成度の高いプログラムになります。

わかりやすい結果を出力することはユーザに喜ばれるExcelに直結します。是非文字の装飾方法を学んでいきましょう。

本記事で取り扱う装飾は4種類の装飾方法です。

  1. 文字を太字にする
  2. 文字を斜体にする
  3. 文字に下線を加える
  4. 文字の大きさを変更する

では、確認していきましょう。

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文字を太字にする方法

記入方法

セルのオブジェクトに対して太字を設定します。[True]を指定すると太字になり、[False]を指定すると太字が解除されます。

“オブジェクト".Font.Bold = True
“オブジェクト".Font.Bold = False

記入例

A1セルを太字に変更する記入例です。

sub bold()

  'A1セルを太字に変更
  Range("A1").Font.bold = False

End Sub

文字を斜体にする方法

記入方法

セルのオブジェクトに対して斜体を設定します。[True]を指定すると斜体になり、[False]を指定すると斜体が解除されます。

“オブジェクト".Font.Italic = True
“オブジェクト".Font.Italic = False

記入例

A1セルを斜体に変更する記入例です。

sub Italic()

  'A1セルを斜体に変更
  Range("A1").Font.Italic = False

End Sub

文字に下線を加える方法

記入方法

セルのオブジェクトに対して下線を設定します。設定値は"Excel定数"を入力します。

“オブジェクト".Font.Underline = “Excel定数"

Excel定数については下記を参照してください。

記入例

A1のセルに一重下線を加える記入例です。

sub Underline()

  'A1セルの下線を変更
  Range("A1"). Font.Underline = xlUnderlineStyleSingle

End Sub

文字の大きさを変える方法

記入方法

セルのオブジェクトに大して文字の大きさを設定します。大きさの値はポイントで設定します。

“オブジェクト".Font.Size = ”指定する大きさ”

記入例

A1のセルのサイズを16ポイントに変更する例です。

sub size()

  'A1セルのサイズを16ポイントへ変更する例
  Range("A1").Font.size = 16

End Sub

まとめ

以上、4種類の方法でセルの値を装飾する方法を紹介しました。
各装飾方法を使いこなすと他のExcelとレベルの違う出力ができるようになります。

是非、使いこなして他の人とレベルの違う出力を目指しましょう!

本日の戯言

Excelの装飾方法を変更する方法をまとめてみました。
自分も確認しながら本記事を書きましたが、太字にする位しか使用したことがありませんでした・・・

2重下線を引く方法は知らなかったので、今後は自分も活用していければと思います。
出力の完成度をあげることでユーザの満足度を得られるVBAになりますように!

ではでは